「事業計画」とは一体なんでしょう。
事業計画には2つの側面があります。
まずはじめに、
「自分以外の人に協力を仰ぐ為に、自社の事業の現状〜未来までの道筋を分かりやすく説明するもの」
という側面。
一般的に、創業したあと、銀行などの金融機関から投融資を得る時などにはじめて「事業計画を提出してください」と言われ、意識することが多いようです。これは自分以外の人(ここでは金融機関)に、自分の中だけで考えていた事業の将来像を伝達するために必要となるからです。
考えていることを口頭で伝えても、伝えきれるものではありません。
エレベーターピッチ(エレベーターの中にキーマンと一緒になった時に30秒で説明する)などという言葉がありますが、これは「興味付け」をし、いかに次につなげる事ができるかが目的のものです。ですから、口頭だけでは、事業全体を伝えきることはできません。
あなたの頭の中を、しっかりと伝え切る、ための事業計画と言えます。
そしてもう1つの側面として
「自社のコミットメントとしての事業計画」
という意味があります。
人は、頭の中で考えているだけでは、それに伴い行動を起こすことが出来にくいものです。事業計画を策定する過程において、その事業の行く末について徹底的に考え、何度も修正をし、最終的に自分の腹に落ちるプランになります。
事業計画は、立案し終えたその時から、すぐに行動に移せるレベルが望ましいのです。
将来の目標達成のためのアクションプランとしての事業計画といえます。
では、どのように事業計画を作成すれば良いのでしょうか?
このサイトでは、具体的な事業計画策定のノウハウをお伝えするとともに、事業計画策定のプロセスの中で起きてしまいがちな過ちなどをまとめています。色々なノウハウがちりばめられていますので、是非ゆっくりお読みください。
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