【第5章§3】組織戦略①戦略は組織に従うという言葉と②組織は戦略に従うという言葉があります。①は、社内で持っている組織のパワーの成約により、実施出来る戦略は限られてしまう、という意味。一方②は、定められた戦略を実行するために組織は組まれるのだから、戦略によって、組織は変わって来る、という意味です。どちらが正しいかは、ここでは論じませんが、本記事においては②をベースに考えて行きたいと思います。ここまでに、達成したい戦略は、ある程度形が見えていると思います。その戦略を実施するためには、どのような組織を組んで行くべきか?それを今年、来年、再来年の3期に渡って、組織図を作って頂きたいのです。この組織図は、パワーポイントなどのプレゼンテーションソフトに雛形がありま...2015.09.23 08:13事業計画策定ノウハウ
【第5章§2】営業戦略【第5章§1】マーケティング戦略で説明した通り、マーケティングと営業は不可分の関係にあります。まだ【第5章§1】マーケティング戦略を見ていないかたは、一度読んでおいてくださいね。さて、ここでは、読んでいるという前提で、営業戦略について話をしていきます。マーケティング活動により、自社との接触を持った顧客候補(見込客といいます)を契約にまで持ち込む活動が営業活動です。この活動を最適化し、より高い契約率を出すための戦略が営業戦略といえます。この戦略の最大のキーポイントはセールスステップです。下記に、非常に簡素化したセールスステップの例を図で示します。2015.09.23 06:54事業計画策定ノウハウ
【第5章§1】マーケティング戦略まず、この資料には「マーケティング戦略」と「営業戦略」がありますが、これって一緒じゃない!?と思われる方もいらっしゃると思いますので、先に説明をしておきますね。結論から言いますと、似てはいるが異なるものです。この違いについて、ちょっと図にまとめてみました。2015.09.23 06:16事業計画策定ノウハウ
【第4章§4】今後の製品・サービスの展開このページは、あなたの会社の製品・サービスについて、今後の展開を記載します。製品であれば、どのような製品群を展開して行く予定なのか?サービスであれば、どのようなサービスまで拡大をして行く予定なのか?これらは実は、今後の投資計画にも影響してきます。文章で記載しても良いでしょうし、図を用いても構いません。今後3年位の計画について、記載をしていってください。文責:神永将行2015.09.23 04:20事業計画策定ノウハウ
【第4章§3】プレスリリースこのページでは、あなたの会社が新聞やテレビに取り上げられたことがあれば、そうした記事を添付します。読み手も人です。テレビや新聞、雑誌に取り合げられたことがある製品・サービスに対しては、信用度が一気にあがります。是非、それはアピール頂きたいのです。量が多ければ、別添資料にしてしまって構いません。全てを掲載してください。一方TVや雑誌なんて取り上げられたことなんかないよ!という方が大半ではないでしょうか?その場合には、是非「顧客の声」を入れて欲しいのです。自社が100回アピールをするよりも、実際のお客様の声1つの方が説得力が増します。可能であれば、あなたの会社のユーザーの数名に許可をもらい、実際にヒアリングをしてください。可能であればビ...2015.09.23 04:11事業計画策定ノウハウ
【第3章§4】ポジショニング獲得戦略第3章§4は「ポジション獲得戦略」です。第3章§1で、ポジショニング・マップを作成しました。上図の左上にあるのがそれです。上図には「矢印」が描いてありますね。この矢印は、自社のポジション以外の所から、いかにして顧客を自社に呼び込んで来るか?を示しています。ポジショニング獲得戦略とは、「他のポジションから、いかに自社のポジションに引き込むか」についての戦略です。上記の例で考えれば、「高単価:高機能」の象限から引っ張ってくるためには、「おなじ機能で、いままでよりも低価格」という顧客へのアピールが必要になります。一方「低単価:低機能」の象限から引っ張って来るためには、「現在の価格以上は出費出来ないが、いままでの商品・製品の機能では満足でき...2015.09.23 03:16事業計画策定ノウハウ
【第3章§3】顧客のニーズ第3章§3は、顧客のニーズです。第3章では、ここまでで、市場について考えて来ました。しかし、購買するのは顧客です。その顧客のニーズがどのようなものなのかが分かって居なければ、どのような商品を市場に投入したとしても、市場に受け入れられることはありません。どのような書き方をすれば良いか、下記でまずは具体的な例を見てみましょう。2015.09.21 08:50事業計画策定ノウハウ
【第3章§2】市場動向ここでは、あなたの会社が属する業界の市場規模等について、その動向をまとめて読者に伝えていきます。市場規模推移の情報は、その属する業界が成長産業なのか衰退産業なのかという事を示すだけでなく、ポジショニング・マップと合わせて読み取ることで、あなたの会社の生き残り戦略、勝ち残れる可能性等を読み取ることが出来ます。ポジショニング・マップだけでも駄目ですし、市場規模推移の情報だけでも駄目です。2015.09.21 01:42事業計画策定ノウハウ
【第3章§1】市場におけるポジション(セグメンテーション)さて、この第3章は、あなたの会社が属する市場(マーケット)について簡単に説明をしていく箇所です。そして§1は、その属する市場の中で、あなたの会社は一体どこに位置しているのか?を分かりやすく記載してあげ、読み手の理解を深めてもらうページです。上記のような図は「ポジショニング・マップ」といいます。「縦の軸」と「横の軸」の2つを取り、自社および競合他社がどこに存在しているのかを記載していくものです。どのような軸をおいても構いませんが、一目で業界内であなたの会社の位置(ポジション)が理解でき、かつあなたの会社が独特の位置にいるように軸を取ってください。とはいえ、なかなか慣れていないと、こうした軸を取るのも難しいもの。幾つか事例を出してみます...2015.09.21 01:37事業計画策定ノウハウ
【第2章§5】実行チーム(キーパーソン)第2章§5も、メンバーの経歴を記載するページです。ここは第2章§4マネジメント陣(役員陣)の書き方を参考にして頂ければ結構です。ただ、異なる点は、こちらは役員陣ほど「マネジメントの経験」は記載しなくても良いこと。むしろ、それぞれの役割に対してのプロフェッショナル・スキルや経験を持っている事をアピールした方が良いでしょう。文責:神永将行2015.09.21 00:40事業計画策定ノウハウ
【第2章§4】マネジメント陣(経営陣)ここでは、「経営陣」(取締役・監査役)の簡単な経歴について記載します。ここで見られているのは、「どの会社に属していたのか?」ではなく、「何をして来たか?」です。よくある間違いが、以下のような事例2015.09.21 00:34事業計画策定ノウハウ
【第2章§2】経営理念第2章§2には「経営理念」を記載します。「経営理念」という言葉はよく聞きますが、他にも「社是」「社訓」などの用語もあります。一体何が違うのでしょうか?「社是」「社訓」は、どちらかというと、社員の守るべき行動規範やルールを指しています。「株式会社Aに集まったあなた方は、この社是・社訓(行動規範)を守るように!」などという感じです。一方、「経営理念」は、「私たちはなぜこの会社に集まったのか?」という根源的な目的意識を喚起する言葉。ちょっと難しいので、感覚的にとらえる為に、幾つかの例を出してみましょう。2015.09.20 15:27事業計画策定ノウハウ