【第1章§1】エグゼクティブサマリー

エグゼクティブ・サマリーでは、自社の事業スキーム図を記載し、ビジネスの全体像を1枚で簡単に説明します。


事業計画書の一番前にあり、最も重要なページの1つがこのエグゼクティブ・サマリーです。


ここが「分かりにくかったり」「面白くなかったり」「見づらかったり」すると、それ以降のページをまともに読んでもらえなくなってしまいます。


是非エグゼクティブ・サマリーは、気合いを入れて作成してください。


事業スキーム図を作成する


エグゼクティブ・サマリーの根幹をなすのは、「事業スキーム図」です。


事業スキーム図は、各ビジネスによってその図が大きく異なるため、いわゆる雛形はありません。ある意味思い通りに書いて構わないのですが、一方で見栄えの部分も、印象に大きく影響して来ます。


まずはじめに、画面の中心に貴社を置きます。


貴社の左側には「仕入側」で関係する会社などを置きます。


貴社の右側には「販売側」で関係する会社・個人などを置きます(エンドユーザー、などという言い方をしたりしますね)。


この左から右への、「仕入側」→「貴社」→「販売側」という流れを


商流


と言います。


商流には、

①製品・サービスの流れ   と

②お金の流れ


の2つがあります。誰に対して製品・サービスを提供し、誰からその対価を受け取るのか、について矢印で示して行きます。


パワーポイントで直接「図」を作成しても良いでしょうし、パワーポイントが苦手な方はexcelなどで作成して、それをスクリーンショットで切り取って貼り付けても構いません。


重要なことは、相手(読者)が分かりやすい図であることだけです。


「事業スキーム図」を見て、一瞬で貴社の事業概要が把握してもらえなければならないのです。



もし、事業スキーム図を自分で作る自信が無ければ、お気軽にご相談ください。

経験豊富なコンサルタントが、貴社の事業スキーム図の作成を代行します。


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